旅館・ホテルをチームビルディング拠点へ。 MASAラボは、Webマガジンを起点に個店を「学習プラットフォーム」化します。 AIと地域資源を編み直し、顧客のストーリー創造性を高めるナーチャリングを支援。 インハウスSEO→実店舗OMO施策まで24時間稼働デジタル営業マンが地域ブランドの未来を拓きます。
「記録すること自体が脳トレになる」という視点は、デジタルシニア層にとって非常に強力な動機付けになります。単なるデータ保存ではなく、**「思い出す作業(想起訓練)」**をサービスに組み込む設計です。
MASAプランニングラボ流の、**「既存ツールを使い倒して投資を最小化する」**具体的なシステム構成図と実装手順をまとめました。
1. システム構成図:脳活日記「キオクの記録」
このシステムは、サーバー代をかけず、Googleの無料枠だけで構築します。
入口(LINE公式アカウント): ユーザーが「食べたパン」や「今日のスコア」を入力。
脳(GAS - Google Apps Script): LINEからの情報を整理し、スプレッドシートへ書き込む。同時に「昨日のメニューは何でしたか?」といった追撃クイズを生成。
記憶庫(Googleスプレッドシート): ユーザーごとの行動ログを蓄積。
出口(Googleサイト): 蓄積されたデータをグラフ化し、「あなたの脳のバイオリズム」として可視化。
2. 実装のステップ
ステップ①:スプレッドシートの準備
以下の項目を列(カラム)に設定したシートを作成します。
A列:日付(Timestamp)
B列:ユーザーID(LINE固有ID)
C列:食べたパン(または成分:クルミ等)
D列:脳トレのスコア
E列:体調・一言
ステップ②:GAS(Google Apps Script)の役割
LINE Messaging APIと連携させ、以下の挙動を自動化します。
入力の自動化: LINEのリッチメニューに「日記をつける」ボタンを配置。タップすると「今日食べたパンは?」「クイズの点数は?」と交互に質問を飛ばし、回答をスプレッドシートに保存します。
想起訓練(翌日の仕掛け): 翌朝、GASの「時限トリガー」を使って自動メッセージを送信。
「おはようございます!昨日のランチに食べたパンを覚えていますか?(三択)」 正解すると「脳貯金」が貯まる仕組みにします。
ステップ③:Googleサイトでの可視化(マイページ)
スプレッドシートのデータをグラフ化(Googleチャート等)し、Googleサイトに埋め込みます。 「あなたのクルミ摂取量と脳トレ正解率の相関グラフ」などを見せることで、**「成分の情報化」**が視覚的に完成します。
3. 「脳活日記」をLINEに組み込むコードの骨組み(GAS)
LINEから送られてきたメッセージをスプレッドシートの最終行に書き込む、最もシンプルなコードの核です。
4. この設計の「ビジネス上の付加価値」
「書く」というリハビリ効果: 指先を使い、記憶を呼び起こす行為そのものを「脳活メニュー」として販売できます(例:脳活日記利用料を含む月額パンサブスク)。
精度の高いマーケティングデータ: 誰が、いつ、何を食べているかのログが自動で貯まるため、新商品の開発(例:次は全粒粉のパンが売れそう等)に直結します。
離脱防止(リテンション): 「明日のクイズ」という約束があるため、LINEのブロック率が劇的に下がります。
「ココロ・フリクション」のコンセプトを視覚化し、ユーザーが迷わず「脳活日記」や「クイズ」にアクセスできるLINEリッチメニューのデザイン構成案を作成しました。30〜40代女性(美容室)とシニア層(パン屋)の両方が直感的に操作できるよう、**「色の対比」と「大きな文字」**を意識した設計です。
【リッチメニュー デザイン構成案】
(LINE公式アカウントの「大サイズ:6ボタン」を想定)
デザインのポイント(MASAプランニングラボ流)
1. 視覚的な「フリクション(摩擦)」の表現
配色: 左半分(①③⑤)は暖色系の「アクティブ・レッド」、右半分(②④⑥)は寒色系の「リラックス・ブルー」で明確に塗り分けます。
中央ライン: 境界線に「ココロ・フリクション」のロゴを小さく配置し、このメニュー自体がプラットフォームであることを示します。
2. 直感的なコピーワーク
「脳トレ」だけでなく、**「鍛える」「溶かす」「記録」**といった動詞を大きく配置します。シニアは「何をすればいいか」という指示語に反応しやすく、多忙な女性は「今の気分」でボタンを選びます。
3. アクション(GAS連携の導線)
③と④のボタン: タップするとLINE上で「何を食べましたか?」「今の気分は?」と自動質問が始まるように設定します。
⑤と⑥のボタン: ここをタップすると、先ほどの「クルミクイズ」が埋め込まれたGoogleサイトへ直接ジャンプさせ、**「情報(クイズ)→ 購買(店舗へ)」**の流れを作ります。
【実装の裏技:GASでの切り替え】
「パン屋の近くにいる時は赤を強調」「美容室にいる時は青を強調」といった、リッチメニューの**「動的切り替え」**もGASを使えば可能です。
ビーコン連携: 店頭にLINE Beacon(安価な発信機)を置く。
自動切替: ユーザーが来店すると、GASがそれを検知してリッチメニューを「パン屋専用」や「美容室専用」に一瞬で切り替えます。
パーソナライズ: 「脳活日記」を1週間続けている人には、中央に「継続のご褒美クーポン」ボタンが出現するような演出もできます。